omameblog

社会人3年目による振り返りと今後の考察。「もっと自分を好きになる」を実現する自分のためのブログです。

働き方改革の影響について

 

働き方改革法案が打ち出されてから1年以上、法施行からは1か月半経ちますが、

私の会社内での「働き方」の変化が著しいです。

 

新卒で入社した際には無かった制約がたくさんできており、ある意味、ホワイトな会社に所属してるんだなと実感しています。

 

数年後には、これが頓挫しているのか、当たり前になっているかわかりませんが、私の世代が、働き方改革前の空気感を知る最後の世代になるかもしれないので、記録を残しておきます。

 

-------------------------------------------------------------------------------------------

(1)私の会社の出退勤管理について

どこの会社も大体同じだとは思いますが、以下のような感じです。

・出退勤はタイムカードで管理

・毎月、残業時間と休日出勤の上限が決められる

・残業したら残業申請→上司が承認

・タイムカードと残業申請に差異があればワーニングがかかって修正指示がくる

 

(2)働き方改革による変化①(残業、休日出勤そのものについて)

①2017年入社時~年末

・上限まで残業を申請した後は、暗黙の了解で、それ以上はタイムカードを切っていませんでした。

・休日出勤の代休なども、忙しくてやすめないときは、休んだことにしていました。(タイムカードを切らない)

 

②2018年以降

・タイムカードではなく、入り口出入りの履歴がチェックされるようになりました。

(会社来てるよね?残業してるよね?と総務にも言われるようになった)

・更に、PCの履歴をチェックされるようになりました。

→時間外申請との差異があれば指摘が入るように

・更に、時間が来るとPCが強制シャットダウンするようになりました。

 

 

(3)働き方改革による変化②(業務量について)

全体の業務量としては増えていると思います。

私個人の業務量は、新卒時よりは増えていますが、人が増えたり、上司がやってくれる範囲が増えたりしているので、微増くらいです。

 

 

(4)必要な対策

まとめると、現在のところ、業務量は減っていないけれど、

基本的に残業時間はすべて申請するようになり、

タイムカード=残業時間から、PC起動時間=残業時間に変化しました。

 

そうなると必要になってくるのが、

残業、休日出勤を抑える

・業務量を個人の努力で減らす

・業務量を上司に減らしてもらう(≒半ば押し付ける・・)

 

②残業時間を自己管理する

・自分がいま何時間残業をしているのか

・今後何時間残業をすることができるか

 

個人的には、残業減らして個人の時間を確保するのはいい(というか当たり前)と思うのですが、

今までそうでなかったものを無理に進めようとするとどこかに犠牲が出てきてしまうような気がします。

 

 

(5)今のところ出てる弊害

・直属の上司が大変そう

部下の仕事を肩代わりしたり、部下の時間外の管理も厳密にしないといけなくなっている。当たり前なのかもしれないですが。

 

直属の上司よりも上の上司は明らかに仕事少なそうだけど、「時間外減らすように」という注意しかしないので、中間管理職的な立場の人に負担が大きいと思います。

 

・周りに気を配る余裕が無い

正直自分の仕事を終わらせるのに精いっぱいなので、周りの人が困ってないかとか、気にしてられません。

このまま業務量減らず、みんなが自分のことで精いっぱいってなっていったら、職場崩壊しないかな・・・

 

(6)良い面

・タスク管理能力が向上した。

→この仕事に何分かかるかを意識するようになりました。また、今日中に絶対やらないといけないことが何かという優先順位をつけて仕事ができるようになりました。

 

・自分の時間が少し増えた

→余裕がなくて出来ていなかった自炊をはじめられました。

 

・会社への忠誠心が減った

→これが一番大きいかもしれません。

休みや残業代を正確に申請するようになってから、私は自分のために働いている。働いた分はしっかり給料をもらって、休日は自分の好きなことをして過ごすんだっていう意識が強くなりました。

残業とか休日出勤をしている自分にある意味酔っていたところがあったのかもしれません。

 

つらつらと書きましたが、以上、今後何らかの形で歴史に残るだろう「働き方改革」真っ只中に感じたこと、思ったことの記録でした。